風邪が中々治りきらないと言う方はもしかしたら
花粉症だとおもっていたら、もしくは「風邪をひいたあとにいつまでも鼻汁が出たり、鼻がつまる。あるいは、鼻炎か花粉症と思っていたら粘り気のある鼻汁になって、ノドにひっかかる感じがする…もし、そんな症状がみられたら、慢性副鼻腔炎(ふくびくうえん)の可能性があります。
副鼻腔というのは、鼻の穴(鼻腔)の周囲にある計4対の空洞のこと、そこになんらかの原因で細菌などが入ると、炎症を起こし、鼻汁や鼻づまりなどの不快な症状をくり返すことがあります。
それが副鼻腔炎という病気で、急性と慢性を合わせると毎年 1000万~1500万人もの人がかかっています。
意外と多いですよね。
ところがほとんどの人は、自分では気づいていません。「風邪が長引いている」と思っている人が多く、軽度なら症状が自然に治まってしまうこともあるからです。
しかし、放置していて慢性副鼻腔炎になると、いつも鼻がつまった状態になったり、膿(うみ)のような鼻汁がたまったり(蓄膿症)、さらには頭重感や倦怠感がしたり、においがわからない嗅覚障害になったりして、日常生活にも支障を及ぼすようなこともあるので症状の長引いている方は耳鼻科に一度行ってみると良いですね。
レントゲンですぐにわかりますよ。
健康館IZUMI 伊藤
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