ロコモティブシンドローム
皆さんはロコモティブシンドロームという言葉をご存知でしょうか
「ロコモティブシンドローム」とは、骨・関節・筋肉など体を支えたり動かしたりする運動器の機能が低下し、要介護や寝たきりになる危険が高い状態のことです
骨や筋肉の量のピークは20~30代でそれ以降はどんどん弱化し、40代・50代で身体の衰えを感じやすくなり、60代以降は思うように動けない身体になってしまうこともあります。
骨や筋肉は適度な運動で刺激を与え、適切な栄養を摂ることで、強く丈夫に維持され、弱化するスピードを遅らすことができます。
以下の7つの項目はすべて、骨や関節、筋肉などの運動器が衰えているサイン。1つでも当てはまればロコモの心配があります。
◆七つのロコチェック
(1)家の中でつまずいたり滑ったりする
(2)階段を上るのに手すりが必要である
(3)15分くらい続けて歩くことができない
(4)横断歩道を青信号で渡りきれない
(5)片脚立ちで靴下がはけない
(6)2キロ程度(1リットルの牛乳2個程度)の買い物をして持ち帰るのが困難である
(7)家のやや重い仕事(掃除機の使用、布団の上げ下ろしなど)が困難である
(ひとつでも当てはまる方は、ロコモティブシンドロームの危険があります。)
ロコモティブシンドロームにならないためにも、日ごろから定期的に運動を心がけ、筋肉や骨に刺激を与えながら丈夫な状態を保つ必要があります。元気なうちから運動習慣をつけておきましょう。
今の時期は運動を始めるには最適の時期です。ぜひ皆さんも少しずつ運動を始めてみてはいかがですか?
21世紀健康館 鈴木