寝れない方へ
来院される患者様の中にはよく眠れないという方が少なくありません。僕自身もそんな方達をよくみてきましたが、そんな方達のほとんどの人に共通する特徴が、
『首こり』があるということです。いや、コリというより緊張しているという感じですね。
本来ベットに横になった時は、筋肉は完全にスイッチoffの状態でリラックスしていないといけないのですが、首を触ると“力いれてますか～？”と聞きたくなってしまうくらい首に緊張を強いられている方が多いです。それではいくら睡眠の時間をとっても、睡眠の質が良くならないので効果的な休息ができていないのかもしれません。
本日も最近寝ても疲れがとれない、朝すっきりしていないといった方が来られましたが、やはり首の裏筋にはっきりとした緊張が感じられました。
構造的にも首という部位は自律神経と特に密接な関係性にあります。
腰や足の疲れ=肉体疲労
首、肩、腕の凝り=肉体疲労+精神疲労（自律神経）
僕自身は上記のように考え施術にあたりますが、首の筋肉を緩めることが自律神経の働きを良くする最高の手段であることが最近では心療内科などでも謳われています。最近では脳ドックだけでなく首の重要性から頸ドックというものまであるそうです。これは腫瘍や頸椎ヘルニの発見の為だけでなく、首の筋肉の緊張によって頭痛やめまい、自律神経に悪影響を起こさないかということを総合的に判断するために行われているそうです。
薬などであまり症状の変わらない方は、一度首のコリを緩めてあげることも有効かもしれませんね。
21世紀健康館izumi 竹中