視野を拡げる
私達は往々にして、身体に症状が出てから動き出す傾向にあります。
例えば、肩こりや腰痛、月経痛などの痛み、月経不順や不正出血などの乱れ、
吹き出物や肌荒れ、だるみやむくみ、体型の変化もそうかもしれませんね。
でも、これらは今に始まったことではなく、日ごろの習慣の結果。。。
肩が凝ったからほぐしてもらう。すると、一時的にはラクちんです。
月経痛、痛くなる前に薬で抑えれば、とりあえずオッケー。
本当にそれでいいのでしょうか?
もちろん、それはそれでいいと思います。
しかし、結局のところ、自分にとって不快的な状態を繰り返すので、
あまり気分のいいものではないかもしれません。
もしかしたら、当たり前になっていて、何の違和感もない方もいるかもしれません。
せっかく身体に現れたサインをそのままにしておくのは、ちょっともったいないと思いませんか?
ここ数ヶ月、月経痛がひどかったMさん。
行こう行こうと思ってもなかなか一歩が出ない婦人科受診だったのですが、
やっとの想いで受診してみたところ、子宮筋腫が見つかったそうです。
ヒドイ月経痛の原因のひとつが分かり、薬で抑えて寝込むだけから、対処法が変わりました。
また、自身の生活を振り返り、忙しくし過ぎたのかも?や女性らしくいれたかな?といった部分にも
視野を拡げてみると、ざっくざくと原因に結び付きそうなことが出てきました(笑)
心と身体はひとつです。
一言に健康、美容といっても身体だけみておけばいいわけではありません。
心が身体に、身体が心に影響を与えますから、まるごと自分をみる必要があるのですね。
気持ちが上がらなければ姿勢が下向き加減になり、
逆に気持ちが上がれば目線は上向きに堂々となりませんか?
より快適な状態でいるために、日ごろの習慣や当たり前にちょっとだけ目を向けて、
身体と心(感情)の声に静かに耳を傾けてみる。。。
そんなチカラの抜けた時間をもつと、また少し視野が拡がるかもしれません。
自分にとって、私達にとって必要なことしか起こりませんから♪
v’elude sugi