☆美容と健康に!『飲む点滴』と呼ばれる『甘酒』☆
先日、T様よりいただいた『手作り甘酒』
砂糖を一切使わずに米麴だけで作ったと聞いて
『なんだか身体に良さそう』と思い調べてみました
【甘酒の種類は2種類あります】
①酒の粕に砂糖を加えたもの
②麹を糖化(デンプン質を糖分に変化)させて作ったもの
①の酒粕の甘酒は若干アルコール臭さやクセがあり、甘味も砂糖の甘さです
②の麹の甘酒は砂糖を全く使用していないので、麹の甘味たっぷり
発酵食品なので麹の力を十二分に発揮できます
【麹の原料はお米】
お米を蒸して、麹菌をふりかけ麹菌が繁殖しやすい温度と時間をかんりすると、米麹が出来上ります
東京農業大学名誉教授で農学博士(専門は発酵学・醸造学・食品文化論)
小泉武夫先生によると
米麹には、普通のお米には含まれていない成分が
約400種類も生み出されるそうです
小泉先生は、自身の著書で
生命力もなく、もちろん思考性もなどもうとうない『酵素』という化合物のこの作用(=醗酵)は
まさに神の創造物とさえ考えさせられるほど神秘性と持った不思議な現象である
と述べています
麹の甘酒は無添加、植物性、そして、自然な優しい甘味
これが酒粕の甘酒との決定的な違いで
甘酒嫌いの人でも飲めちゃう秘密なのでしょうか?
【栄養学の観点から】
1.ブドウ糖を多く含む(麹甘酒の2割はブドウ糖)
すぐにエネルギーして利用されます
しかも、多糖類に分類され、太りにくくエネルギーになりやすい
病気など、栄養補給時の点滴はブトウ糖を入れますよね
2.ビタミンB群が豊富
糖質、脂質、蛋白質の代謝に必要なのがビタミンB群です
麹は、ビタミンB1、B2、B6、B12、パテトン酸、イノシトール、ビオチンなどを作り
そのまま甘酒の成分となります
ビタミンB補強サプリメントを飲むより
自然の素材を使用している分、身体に良さそうですネ
3.アミノ酸が豊富
人間の身体は約20種類のアミノ酸で構成されています
そのうち9種類は『必須アミノ酸』
甘酒は9種類の必須アミノ酸を網羅して、他のアミノ酸も摂取できます
こうして見ると、甘酒が『飲む点滴』と言われるのも頷けます
昔の方は暑い夏を乗り越えるため甘酒を飲んでいたそうです
T様の若さと元気の元は『手作り麹甘酒』なのですかね?
ろく