☆ホットパック☆
前回は『アイシング』について書きましたが
今回は『ホットパック(温める)』について
『冷やせばいいのか温めればいいのか分からない』
という方も多いと思いますが、参考になれば幸いです
『ホットパック(温める)』は、筋肉の表面を温めることで
肩こりや腰痛の緩和、柔軟性の向上などへ繋げる効果が期待できます
そのメカニズムは・・・
◆ホットパックのメカニズム① : 血行促進◆
ホットパックを体に当てると、脳の温度調整を司る部分が温かさを感知します
温かさを感知した脳は『ヒスタミン物質』を分泌します
『ヒスタミン物質』が分泌されると、皮膚の毛細血管が拡張します
毛細血管が拡張し、皮膚の血流量が増えると血行が良くなります
血行が良くなると痛みの感覚を脳に送っていた
発痛物質が血流に乗って除去されます
発痛物質が除去されると
緊張していた筋肉を緩ませるよう脳から指令が出ます
緊張していた筋肉が緩むことで、肩こりや腰痛が緩和されるのです
◆ホットパックのメカニズム :
痛みを伝える神経を低下させる◆
慢性的な肩こりや腰痛などは
筋肉の過剰な緊張や収縮により痛みを伴う場合があります
これは、脳に痛みを伝える神経が活性化していることがうかがえます
ホットパックを痛みの伴っている部位にあてると
皮膚が穏やかな温かさを感知し
気もち良さを伝える神経が、その情報を脳に伝えます
気もち良さを伝える神経は
痛みを伝える神経より情報伝達のスピードが早い為
脳は痛みを伝えていた神経の活動を低下させ
気もち良さを伝える神経の情報を受け止めます
痛みを伝えていた神経の活動が低下すると
脳は過剰に緊張やし収縮をしていた筋肉を緩ませ
痛みの軽減につながるのです
以上のメカニズムから
ホットパックは、痛みの緩和や柔軟性の向上に役立つと言えます
慢性的な肩こりや腰痛、背中のコリなどの方には効果的ですネ
『冷やせばいいのか、温めればいいのか分からない』という疑問は解けましたか?
簡単にまとめてみると・・・
ギックリ腰、捻挫、打撲など急に痛くなった場合は炎症を伴うことが多く
痛みの特徴としてはズキズキとするような鋭い痛みがします
こんな時は『アイシング』が効果的
慢性的な肩こりや腰痛などは筋肉の過剰な緊張や収縮などが原因
痛みの特徴としてはドーンとした重たいような鈍い痛みがします
こんな時は『ホットパック』が効果的
100%ではないかもしれませんが参考にしてください
どうしても迷う時は
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