膝下の骨が出てきた
患者様からの質問にお答え!
最近、膝のすぐ下の骨が出てきて床などに当たると痛い(押さえると痛い)
この骨は、脛骨租面(ケイコツソメン)と呼ばれる骨
一般的に成長期の骨の柔らかい時期に、激しい運動をすることで膝の付近の筋肉の
付着部分が引っ張られ、膝下の骨が隆起したり、剥がれてしまったりすることによって
炎症がおこります。
オスグッド病と言われるものですね
しかし、この方40代以上の女性
となると・・・
考えられる要因は、
①膝の骨の変形によるもの・・・何らかの要因(加齢やいろいろな要因)により
軟骨が少なくなり骨と骨が直接ぶつかったり、骨の棘ができたりした
②関節リウマチ
③オスグッド病・・・一般的には成長痛といわれることが多いのですが成長期を
過ぎても体の偏った使い方や過度のトレーニングによって、全身の筋肉が偏った緊張を起こし
発症することもあるそうなので、ここも要因の一つとして可能性はある
④骨の出っ張りは以前と変わっておらず脛骨粗面に付着している靭帯=膝蓋靭帯が炎症を
起こし押すと痛みを感じている=膝蓋靭帯炎 例)細くなって弱体化した筋肉によって
支えきれなくなった体重などの負担が筋肉と骨のつなぎめの靭帯に掛かり痛みをだしている
⑤なんらかの要因により、脛骨粗面が出たように見える
つまり、使いすぎ、加齢による膝への負担、内臓の病気、見え方などありますが
いずれにしても、現状把握するために、一度整形外科などでの検査をしてもらう事も
必要かと考えます。
以上 上記の事を参考にしてみてください。
21世紀健康館 高橋