☆痛みの役割って何?☆
以前のブログで、痛みは『脳』ではじめて認識されるものと書きました
では 『痛みの重要な役割』 とは何でしょうか?
①ケガなどをした場合に炎症を起こし
組織を修復する役割
炎症を起こすことで、白血球・リンパ球などの
いろいろな物質を総動員させて、損傷した組織を修復します
②痛みを出して警告をする役割
組織の修復期間中に体を動かさないようにする為に痛みを出します
組織を修復しているさなかに無茶をされたら
新たな組織の損傷を引き起こしてしまいますから
それを防ぐ警告としての役割が『痛み』にはあります
組織が損傷すると細胞からは痛みを知らせる
『発痛物質』が放出されています
発痛物質は、筋肉・靭帯・骨膜・臓器などの
体の至る所に存在している神経の受容器(レセプター)で感知され
その情報は背骨の中にある脊髄神経を通って脳に伝わり
最終的に『痛み』として認識されるようになっています
一般的に『痛み』のほとんどが否定的に捉えられますが
上記のような肯定的な役割もあるのです
世の中全て表裏一体
何か否定的なことに出会った時、そのことの肯定的な意味を考えてみると
新たな発見があるかもしれません
21世紀健康館 ろく
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