21世紀健康館-名古屋市天白区の整体・各種ボディケア

株式会社 ヒューマンラボジャパン

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☆『凝り』って何?☆

   

健康館に来院される方々の中でも

非常に多くの方が訴えられる『凝り』

科学や技術の進歩に伴い増加傾向にあるように思います

僕個人の主観ですが、僕が今の仕事をし始めたばかりの頃は

特に肩凝りに関しては女性が多かったように思いますが

パソコンの普及が広まるにつれ男性にも増えているように思います

世間一般でも当たり前にいわれる『凝り』

理解しているようで、意外と詳細に説明するのは難しいものです

では、『凝り』って一体何なんでしょう

まず『凝り』とは『筋肉が縮こまった状態』 を言いいます

この凝りは最初は軽く自覚する所から始まり

筋肉の収縮(凝り)が強くなると

次第に筋肉の中を通っている 『神経や血管」』を圧迫しはじめて

局所に循環不全を引き起こすようになります

循環不全が起こると徐々に

血管と細胞の間の物質交換に支障
をきたし

筋肉に栄養が行き届かなくなり

老廃物も排泄しにくくなります

すると筋肉は、更に緊張(収縮)を引き起こします
 
この悪循環を繰り返すと、次第に神経なども圧迫されるようになり

遂には神経のレセプター (センサー)が発痛物質などの

『刺激要因』を感知
して

脳で痛みを認知するようになります

これがいわゆる『慢性痛 』です

『凝り』 を起こす原因は、姿勢や体の使い方や癖

または内臓からの影響など様々ですが

『凝り』 を放っておくと、いつのまにか筋肉のバランスも偏ってしまい

それが全身に広がると、いわゆる『体の歪み』に繋がります

それは、筋肉は隣同士で繋がっていて協調して動いている からです

これを『筋連結』といいます

例えば『腰痛』の人をイメージしてみて下さい

 腰が曲がったりしていますよね

縮こまった筋肉が、周りの筋肉にも影響を及ぼし

『体の歪み』を引き起こしている良い例です

と言う事は、慢性の凝りも、多かれ少なかれ周りの筋肉に影響を及ぼしている

と考えるのが妥当ではないでしょうか

筋肉は、毎日、体中のあちこちで小さな範囲の

『破壊と修復』を繰り返しています

これは極々小さな炎症です

小さな炎症は普段、全身の至る所で起きているのですが

通常は痛みを感じないレベルのものなのです

では、どうなると痛みを感じるのでしょうか

私達が『凝りや痛み』を感じる場合というのは

ほとんどの場合、怪我や過酷なスポーツ、慣れない労働などで

 筋繊維の破壊が大きくなった時

に初めて感じるようにできています

ではどの位で痛みや凝りを感じるのでしょう

人が刺激に反応する基準を専門用語では『閾値=いきち』と言います

『閾値』には個人差があり

『 閾値』が小さいほど刺激に敏感で、高いと反応が遅くなります

(痛みに弱い人と強い人の違い)

その人の『閾値』 を越えると『痛み』を感じるわけです

何かしらの要因で筋繊維に一定以上の破壊が起きると

体は『変化を知らせるサイン』として『痛み』を出します

その『痛み』は神経を伝わって脊髄に伝わり『脳』で認識されたものです

つまり『凝りや痛み』は、情報が神経を伝わり『脳』で認識されて

はじめて感覚として自覚されるのです

言い換えれば

『脳』が認識しない限り

『凝りや痛み』 を感じることはありません

一般的に『凝りや痛み=悪者』とされていますが

異常を伝えるために体に現れるサイン

として重要な役割も持っているのです

21世紀健康館  ろく

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