素材を活かして、ことことと煮込む
信州の郷土料理なのでしょうか、木曽福島地方の地料理なのでしょうか・・・
とにかく美味しかったので、ペンションの方に思わず聞いてしまった料理を紹介します
冠婚葬祭には必ず出される料理で、
切り方によって、その家庭事情が分かるというものだということです
【材料】
ごぼう、大根、人参、れんこん、里芋など季節のお野菜、鶏肉、こんにゃく
昆布、鰹節、薄口しょうゆ、美味しいお塩(岩塩)
【作り方】
① こんにゃく、さといもは下準備しておく
② 材料を全て同じ大きさ(親指大の大きさ位)に切り揃える
③ 昆布と鰹節で一番だしをとる
④ ③のだしに、火の通りにくい、固いものから順番に煮ていく(里芋以外)
⑤ 美味しい岩塩を少々、薄口しょうゆを香り付け程度に入れ、味を調える
⑥ 最後に別に準備していた里芋を加えて、ひと煮立ちさせたら、出来上り
とにかく素材の味を十分に引き出してあげることが大切
薄口しょうゆは入れなくてもいいくらいだそうですよ
最近ヴィロードでよく話題に上がるのは、
インスタントな自分になるか(インスタントに自分を磨くか)、
手作りな自分になるか(手作りのように自分を磨くか)・・・
インスタントは即席なので、とても楽ですし、とりあえずは満たされますが
その満たされ度合いは、後々に続かず、
しかも本来の良さや在り方(季節感や味の濃淡、地方の特色、作るプロセスなど)は
いつのまにか忘れてしまう、もしくは知らずに過ぎてしまいます
手作りであれば、不格好な事もあれば、いつも同じようには仕上がらず、
ひとによっても変わってきて、さらには作るまでに手間暇をかけなければなりません
その代わりに、愛情という特別な隠し味が注がれるため、身体にとっても心にとっても
温かく優しい、飽きのこないものとして残ります
どちらがよいかは分かりませんが、私は後者である自分でいたいと強く強く思います
そして、先程来られた方(飲食店経営されているママさん)ともお話をしていたことを一部抜粋。
夢や希望を持って、活き活きと楽しんで、関わる全ての人が
やりがいや生きがい(夢や希望とも言えるかも・・・)を持てるように
それが、ダンナさまでも子どもであっても、お客さんでも友達でも上司部下でも
自分が相手を活かせるようにいたいよね~
その中で起こっていることは誰のせいでもない、自分の責任で起こったことだから
まずはそれを認めないとね~
食事は身体を作る材料であり、心を育む時間
そして、自分を育てるのは、周りの人の存在であり、今までに起こっている全ての出来事
大切にしたいものです
ヴィロード すぎ