ホルモンとの付き合い方
少し前に書きました、更年期における波乗り術
調べていると面白いもので、ホルモン関係の症状を訴えられる方が増えております
では早速~そもそも、更年期障害とはなんぞやということですね
症状としては、自覚症状が中心で人によって出方は異なり、
また一定の症状ではなく、次々と違った不調として現れます。
そのため、辛さは他人には理解してもらいづらく、沢山の方が悩まれているのが現実です。
症状としては、
頭痛・めまい・耳鳴り・倦怠感・しびれ・集中力や判断力の低下・不眠・不安感・
倦怠感・かゆみ・肩こり・腰痛・憂うつ感・のぼせ・ほてり・冷え・ドライアイ・
ホットフラッシュ(発汗)・月経異常・下痢・成功障害・喉のつかえ・頻尿・残尿感
などなど、上げたらきりがありません・・・
原因は大きく分けると以下の3つ。
①身体的要因
↓
卵巣機能の低下によるホルモンバランスの乱れ
②心理的要因
↓
几帳面や完璧主義といった性格に依存
③環境的要因
↓
家庭・職場・社会における不安やストレス
これらが相互に重なり合って生じると言われています。
更年期に起こる症状が人によって差があり、悩みの深さも違うのは
これらの要因に差があるからです。
特に環境的要因は更年期の症状の重さを左右します。
家庭が円満で生きがいを持つ方は症状が軽いという報告もあるようです。
どの要因に対しても、自分で対処できるものもあれば、
専門家や家族の支援・協力を仰いだ方がよいときも大いにあるのです。
というわけで、実際の術。
まず①の身体的要因からみたときには、
エストロゲンという女性ホルモンの分泌の減少が
大きくあるわけですが、このエストロゲンがとっても心の状態と関係するわけです。
人間の行動や情緒を安定させる作用があるうえに、
心の安定を図るセロトニン分泌にも関係しているのがエストロゲン。
ですから、まずエストロゲンとセロトニンの分泌を促すことをします
それが、運動だったり、食改善だったり、ケアだったりするのですが、
当然のことながら、やり方は人によって異なります
そして、②心理的要因や③環境的要因に対しては、
まずこれらをどうしたいかをお伺いすることから始まります
それが、セッションやコーチングといった心理的な関わりになってきます
心理的な関わりは、病気の人のためのものだけではありません
もっと元気で活き活きと生活したい方のためのものでもあるのです
だから、私達自身にももちろん活用しています
更年期における波乗り術は、実は更年期の方だけに限らず、
全ての方に適応する術だったりします
生きたいように生きるための術だからです
ただ女性にとって、更年期は特別な時期でもあります。
でも、ホルモンバランスとお付き合いしているのは、生理が始まった時からですから、
実はとっても長かったり・・・
更年期障害を含め、まずは、自分がどんな風にこの先を歩みたいか・・・
これを考えないわけにはいきませんね
相談しにくいことや話していいものか悩むことは誰にでも沢山あります。
そのとどめているものを解放したときに、どんなことが起こるのかは
開放してみないとわかりません
ただ私達に分かることは、どうしたいかが分かって、そのとどめているものを
手放した時には、望むようになるということ
男性に言いにくい事であれば、その旨もお伝え下さい。
ヴィロード すぎ