☆長寿の秘訣は・・・☆
少し「不良」の方が長寿? ヒケツは
「笑い」と「乳酸菌」
順天堂大学医学部の奥村康教授(免疫学)の著書
『まじめ』は寿命を縮める『不良』長寿のすすめ
その内容は
たばこやお酒を我慢して飲まない人よりも
くよくよしないマイペースで少しくらい不まじめなほうが長寿をもたらす・・・
といった内容だそうです
奥村教授は
「日本人は勤勉でまじめ」といわれてきたが
うつ病やガン、認知症にかかったり、年間3万人もの自殺者を生んでいる
それも「まじめさ」ゆえと指摘
長寿のヒケツは「免疫力」にあると言われています
くよくよしないマイペースで少しくらい不まじめなほうが長寿をもたらす・・・
「日本人は勤勉でまじめ」といわれてきたが
うつ病やガン、認知症にかかったり、年間3万人もの自殺者を生んでいる
それも「まじめさ」ゆえと指摘
長寿のヒケツは「免疫力」にあると言われています
NK細胞を活性化して健康になる
奥村教授は 著書で「不良」長寿の意味を
「NK(ナチュラル・キラー)細胞を活性化させることが健康と長寿のカギになる」
と説明しています
NK細胞は免疫細胞の中でも
ウイルス感染細胞やガン細胞などをいち早く発見して殺す働きをします
インフルエンザなどの感染予防やガン予防の「決め手」ともいわれ
最近ではさまざまな研究の成果が報告されるようになりました
(NK細胞=以前ブログで紹介した『笑う』と活性かする免疫細胞)
昨今、俄然注目されているのが乳酸菌
乳酸菌を摂取すると、人の免疫力を高めるNK細胞が活性化されて
免疫機能を正常な状態にしてくれるそうです
それを裏づける研究成果が、2010年5月19日に東京・赤坂で
「NK活性を高める生活習慣と乳酸菌」をテーマに開かれた
セミナーで発表されました
明治乳業・食機能科学研究所が実施した
「1073R-1乳酸菌(R-1乳酸菌)のNK活性増強作用」の研究で
池上秀二研究員は
ヨーグルトに使われるブルガリア菌の一つR-1乳酸菌に
免疫機能を高める効果が見込めたと説明しました
また、次のような実験も行われました
山形県舟形町と佐賀県有田町に住む59~85歳の142人を対象に
それぞれ2グループに分けて試験を実施
一方のグループはR-1乳酸菌で発酵させたヨーグルトを1日90グラム
もう一方は
一般的に免疫力があるといわれる牛乳100ミリリットルを1日1回摂取してもらい
免疫機能の働きの指標となるNK細胞が活性化するようすを調べた結果
NK細胞はヨーグルト、牛乳ともに摂取前より増える傾向にあったが
ヨーグルトのほうがより活性化したことがわかったそうです
腸管を整えることが大切
こうした研究成果に奥村教授は
ヒトでの試験は貴重で、このことから逆に
風邪を予防するにはウイルスを攻撃する抗体やNK細胞をつくり出す
『腸管を整えることが大切』と乳酸菌のもつ整腸効果を強調しています
もう一つ、奥村教授が「長寿」のヒケツとしているのが「笑い」だそうです
医学的には説得力に欠けるような気がしますが奥村教授が診てきた
100歳を超える元気な老人たちに共通していることは「笑い」なのです
笑いとNK活性の詳しいメカニズムは
身体のトリビア内の『☆心と身体 ~笑顔の効果~☆』でご紹介していますので参考にしてください
たばこを吸いお酒を飲んでいても健康な老人はいる
無理な禁煙や禁酒でストレスを溜め込んでしまうほうが健康にはよくないようで
くよくよしない、マイペース、少しくらい不良のほうが長寿をもたらす
心配性な人は長生きできないということだそうです
奥村教授によると「NK細胞は年齢とともに減る」
手軽にできることとして乳酸菌を摂取し、かつ笑って過ごすことが
免疫力をつけ、ガンなどの病気にかからないために大事なことなのです
正に『笑う門には福来る』
早速、明日からでも実践してみてはいかがでしょうか?
身体のトリビア ろく でした