食育 vol.14
もうすぐ母の日ですね
母へ日頃の苦労を労い、感謝を表す日
日本やアメリカでは、5月第2日曜日ということで、今年は5月9日
スペインでは5月第1日曜日、北欧スウェーデンでは5月最終日曜日に当たるそうです
各国起源は違うようで、
日本では1931年に大日本連合婦人会を結成したのを機に、
皇后のお誕生日である3月6日とされたそうですが、
1937年5月8日に第一回「森永母の日大会」が豊島園で開催された後、
アメリカに倣って5月の第2日曜日に行われるようになったそうです
もともとはアンナ・ジャービスが母ミセス・ジャービスへの感謝と共に
平和を願う母親たちの社会運動を記念したものとしてスタートしたようですね
そして、カーネーションは“母と子”や“母性愛”を象徴する花
十字架に架けられたキリストを見送った聖母マリアが落とした涙から生じた花だと言われており、
白いカーネーションは十字架にかけられる前のキリストとマリアを、
赤いカーネーションはキリストの身体から散った血の色や
復活したキリストを象徴しているようです
食卓に食べられる花として、こんなものをみつけたので
ご紹介させていただきます
ハムで作るお花
右上/ロースハム、パセリ…手軽な組み合わせ例です 左上/生ハム、デルフィニウム(非食用)…見た目重視で似た葉をチョイス 下/ベーコン、水菜…身近な食材でもマッチします |
今回はロースハム、生ハム、ベーコンの3種類。
それぞれの特性により見た目も作り方も少し違うので、お好みで選んでください。
盛り付けるときに葉ものを添えると、雰囲気アップ♪
ロースハム、生ハムのカーネーションの作り方
1.ハムを半分にたたみ、切り込みを入れます。
切り込み幅で花びらの様子が変わりますが、
ロースハムは幅広にしたほうがきれいに仕上ります。
包丁よりキッチンはさみの方が楽に切れ美しい仕上りに。
折り目が破れやすい場合、包丁で切り込みを入れてからたたむと良い。
2.端から巻いていき、爪楊枝で留めます。
しっとりした生ハムの場合、爪楊枝を使わなくてもはり付くので留まるでしょう。
葉ものを添えて、料理に盛り付けてください。
ベーコンのカーネーションの作り方
1.ベーコンを半分に切り、切り込みを入れます。
切り込む幅によって花びらの様子が変わりますが、4ミリぐらいが丁度いいでしょう。
包丁よりもキッチンはさみの方が楽に切れ、美しく仕上がります 。
2.端から巻いていき、爪楊枝で留めます。
葉ものを添えて、料理に盛り付けてください。
※生食不可のベーコンは加熱してください。
ちょっとした手間ですが、思った以上に華やかな食卓になります
お試しくださいませ~
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