☆加圧トレーニングのお話☆
腕や脚の付け根を専用の加圧ベルトで締め
『適切に血流を制限』し、腕や脚に血液をため込んだ状態で
トレーニングを行うことで大量の『成長ホルモン』の分泌を促すのが
『加圧トレーニング』のポイントです
【成長ホルモンとは?】
前回までのおさらいになりますが・・・
脳下垂体の前葉で作られ体中に分泌されます
体の成長と新陳代謝を活発にする働きがあり
『老化を遅らせる』『免疫機能の強化』『骨密度の上昇』『運動能力の向上』
『外傷や手術後の回復期間の短縮』『皮膚の弾力の増加』など
体の成長、若返りに多大な効果をもたらしています
通常、自然に体の中から分泌されるもので
成長期に最も多く分泌され、それ以降は年齢と共に分泌量が減少していきます
年齢と共に衰えを感じるのは、成長ホルモンの分泌が減少するからです
成長ホルモンの分泌を上昇させるのに効果的な働きをするのが
筋肉が疲労した時に出来る『乳酸』です
【成長ホルモン分泌のカギを握る乳酸】
筋肉疲労によって出来た『乳酸』は筋肉内にある
『受容体』(外部や体内からの刺激を受け取る細胞)を刺激します
すると脳は、刺激を受けて損傷を伴った『受容体』を再生するべく
成長ホルモンの分泌量を上昇させます
腕や脚の血流を制限している加圧時には、筋肉内に出来た『乳酸』が
血流に流されずに留まり、通常よりも『血中乳酸濃度』が上がりやすくなり
その結果、『受容体』に、より強い刺激を与えることで
成長ホルモンの分泌量も、より多くなるという訳です
【身体のトリビア】 ろく でした