エクササイズ　vol.13

そう感じることはありませんか？

人は皆、年をとります。
年をとれば若いときと同じようにはいかないのは仕方がない部分もあります。

体力の衰え、筋力の衰えには個人差があるのですが、
今ふと振り返ってみていかがでしょうか？

健康な人でさえ、ギプスで固定して横になった生活をさせると
1～2週間で筋肉や骨の成分が尿に排泄され、
骨折しやすくなり、筋肉が萎縮して弱くなってしまいます。

運動不足な状態を続けていると、これと同じように普通より体力が早く衰え、
骨折しやすく、他の病気にもかかりやすくなってしまう・・・

少し歩いただけで疲れやすい、息切れをする、
こんな人は赤信号かも。。。

あるデータによると、寝たきりだと１日で約0.5％もの筋肉が、
通常の生活でも１年で約１％失われるとされています。

そして、このような運動不足状態を「廃用」といい、
廃用によって起こる様々な症状を廃用症候群といいます。

『 運動不足を軽視しないで頂きたい 』

ギプス固定の実験中に腕や脚の運動を行うと、
筋肉や骨の成分が排泄されるのを防ぎ、
筋肉の衰えを防ぐ効果があるということも分かっています。

特に、『 歩く 』ことは重要で、心臓血管系の働きを助け、
また脳への活力を与えるからです。

そして、運動により筋肉に乳酸という物質が溜まることにより、
脳へフィードバックメカニズムが働き、成長ホルモン等の分泌が促されます。

運動後、すっきりとした、気持ちが切り替わった、
そんな経験をしたこともあるかもしれません。

最近話題のスロトレやヨガ、加圧トレーニング、ウォーキングなど
取り入れ方は好みもあるでしょう。

自分自身の身体を知ることを
体力の面からもはじめてみてはいかがでしょうか？