21世紀健康館-名古屋市天白区の整体・各種ボディケア

株式会社 ヒューマンラボジャパン

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コアってなに?

   

コア、コア、コア・・・最近巷でよく聞く言葉です。皆さんも知ってのとおり、コアとは身体の奥にある筋肉、体幹、軸といった認識、イメージをされていると思います。しかし、なぜこのコアが大事か?考えてみましょう。

それでは1つ実験をしてみましょう。下の写真をご覧ください。このように、2人ペアになり相手の肩に片腕をのせます。このとき親指は下を向けた状態。このポジションがとれましたら、肩にのせている腕を下に押し下げるように力をいれてください。
さーみなさんどこに一番力が入っているでしょうか?一番感じやすいのが大胸筋(胸の筋肉)、広背筋(脇の下のところで触れます)、この2つの筋肉でしょう。この筋肉はなんとなくイメージできると思います。

では、下の写真で僕がお腹の横(ウエスト)のあたりに触れていますが、実はここの筋肉が収縮するのも感じ取れます。名前を言うと腹斜筋、体幹の横に対するブレを安定させるために働いているのです。

そしてさらに下の写真。今度は腹斜筋より下におりてお尻の横の筋肉(中臀筋)にも触れてみましょう。この部位も収縮するのがわかると思います。これは、地面と体幹とを安定させるために働いています。

このように腕を押し下げるという動作だけでも、いろんな筋肉が作用してきます。腕を下げる動作だから腕だけの筋肉が働くということはありえません。まず、腕を動かすという前段階として、体の軸を安定させるための筋肉が働いてきます。そう、この軸(体幹)を安定させる筋肉がいわゆる“コア”と呼ばれるものです。
人はいろんな動きをしますが、その動きという行為より先に、その動きが効率よくスムーズに行えるように無意識的にコアが働くようになっているのです。基本的には・・・
しかし、このコアがうまく働かなくなってきますと、体がグラグラの状態で腕や足を動かしますので、効率良くエネルギーが伝わらないですし、余分な負担がかかり結果的に痛めてしまうのです。ギックリ腰はこんな状態になっているのでしょう・・・

ここまで読んで頂ければコアの大切さは分かって頂いたと思いますが。じゃーどうしたらいいのか・・・ そのコアに関しては健康館の加圧トレーニングでも力をいれてやってます。特別難しいことをしないといけないわけではありませんが、僕自身もコアをうまく使えているかどうかは・・・だからそれを確認するためにも今度ヨガに行ってみようかなーと思っています。ヨガやピラティスは人間本来の動きを取り戻すのにとても最適なものだと思いますよ!

コア・・・
それは肉体のことだけではないのかもしれない。コアがあって初めてアウターがアウターらしく存在するのです。

ちなみに上の写真のような動作で、お腹の横に力をいれずにできた方がいらっしゃいましたら、教えて下さい 

                   21世紀健康館 身体のトリビア 竹中

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