☆ストレスで脳を活性化!?☆
脳の天敵はストレスと言われていますが
筋トレにはストレス耐性を高める働きがあるそうです
筋トレは強度が高く、息が上がって酸素の供給が追い付かないため
酸素なしでも使える糖質がエネルギー源となりやすく
そして糖質を代謝した結果、乳酸が増えます
乳酸は肝臓で糖質に変えられるのですが、ハードな運動を続けると
このサイクルが間に合わなくなり、乳酸が急激に増えて筋肉に溜まります
これを無酸素性作業闘値(AT)ポイントといいます
ATを超えて乳酸が溜まる運動をすると
体内では抗ストレスホルモンの分泌が活発になります
抗ストレスホルモンの供給源は腎臓の上にある副腎で、表層の髄質からなります
ATを超える運動では、副腎髄質からアドレナリンとノルアドレナリンが分泌されて
心拍数と呼吸数が上がります少し遅れて副腎皮質からは
コルチゾールが分泌されて糖質や脂肪の分解を促します
コルチゾールが増え過ぎると、その分泌を抑えるブレーキ
『ネガティブフィードバック』が働きストレス反応は終了します
うつ状態は、このブレーキが正しく作動せず、ストレス反応がずっと続く状態です
ストレス反応が続くと神経細胞が壊されてしまいます
しかし週1~2回の筋トレで軽い一時的なストレスをかけると
むしろこのフィードバックは補強されてストレス耐性が高まるのです
筋肉同様、神経細胞も軽い負荷を与えられると丈夫に作り直されるのです
神経細胞を育てる成長因子を出すために有酸素運動を組み合わせると
より効果的だと思います
ろく でした