☆有酸素運動と脳☆
有酸素運動でセロトニンの分泌を促し
気分を明るくポジティブに!!
ウォーキングやランニングなどの有酸素運動で心地よい汗をかくように
なってから気分がすっきりして、何にでも前向きに取り組めるようになった
ということを良く耳にします
これは有酸素運動をすると、脳内で『セロトニン』
という物質が増えるからだそうです
『セロトニン』はヒトを含む動植物に一般的に含まれる化学物質で
脳内の神経細胞が情報をやり取りする時に分泌する神経伝達物質の一種です
『セロトニン』を出す神経細胞を『セロトニン神経』と呼び、脳幹の真ん中にある
縫線核群という場所に集まり、脳全体にネットワークを広げています
睡眠中は『セロトニン神経』もスリープモードですが、朝起きて朝日を浴びると
起動して『セロトニン』を分泌し睡眠と覚醒の切り替えを行います
また『セロトニン神経』は脳の奥座敷、大脳辺縁系で好き嫌いなどの
感情を司る扁桃体にもつながり、『セロトニン』が増えると
α2という特殊な脳波が出て不安や緊張を抑えます
やる気が低下して不安が強くなる『うつ状態』では
『セロトニン』の代謝が乱れている事が多いそうです
『セロトニン神経』は、ウォーキングやランニングに限らず、呼吸や咀嚼といった
リズミカルな運動に没頭するとアクティブに働くそうで、『セロトニン神経』の
活動を促すのが狙いなら、有酸素運動は苦しくないレベルで続けるのがポイント
日中運動で『セロトニン』を十分に出しておくと
眠りも深くなり疲れも取れやすい
『セロトニン』は良質な眠りへ誘うホルモン『メラトニン』の原料なのだそうです
ろく でした