香り vol.9
もうすぐバレンタインデー
なんだかドキドキする日
マイチョコも浸透しつつあるので嬉しい女性陣も多いのでは
今年も素敵な一日になるといいですね
そんな日が近いので、チョコレートの香りについて今回は触れてみました
“食べるアロマ”チョコレート
一般的に香りが脳へ及ぼす効果として、アロマテラピーがあります。
実は、そのアロマテラピー効果がチョコレートにもあるんです。
まず、カカオに含まれているテオブロミン。
精神を落ち着かせる鎮静作用があり、脳に直接働きかけて、
穏やかに刺激することでリラックス状態を与えます。
また、チョコレートの甘い香りが脳に働きかけることでドーパミンの分泌が促され、
脳の前頭葉が刺激されるため集中力を高める効果があります
(※ドーパミンとは、「快楽物質」とも呼ばれていて、
人の気持ちを向上させる効果を持っているものです)。
チョコレートのアロマには、気持ちをリラックスさせ、
さらにリフレッシュさせる効果があり、仕事や勉強の合間にはぴったりです。
でも「チョコレートは太るから」、「甘いものはちょっと・・・」といった人も多いかと思います。
そのような人におすすめなのが、カカオ成分を通常の2倍以上含んだハイカカオチョコレート。
最近注目を集めているハイカカオチョコレートは、
食物繊維やポリフェノールを豊富に含み、
また、チョコレートの甘さの本となる牛乳や砂糖の量も
従来のチョコレートに比べ低いので、
甘さよりも苦味が強く、太るとされる脂質も低いのが特徴です。
そのハイカカオチョコレートを使用し、またアロマの効果をより高めるために、
チョコレートの味と香りをより引き立てるコーヒーとコニャックを合わせた2種類の
“食べるアロマ”チョコレートをご紹介します。
効果的な食べ方
会社でのリフレッシュ・タイムに コーヒー&チョコレート
仕事の合間などリフレッシュしたい時におススメなのは、コーヒー&チョコレート。
仕事の合間の「コーヒーブレイク」や「3時のお茶」。
これは、脳の活性化という点で大変意味があります。食事と食事の合間にはどうしても血糖値が下がり、
頭の回転も低下します。このとき、コーヒーをブラックで飲んだり、お茶だけで済ませては、
単なる気分転換で終わってしまします。そんな時食べてもらいたいのがチョコレートです。
チョコレートは、糖質と脂肪でできていて、食べると糖質はすぐ消化されて脳の栄養になり、
脂肪はゆっくり消化されて夕食まで体力が持ちます。
そのような性質のあるチョコレートを血糖値が下がった時に間食として食べると、血糖値が上がり、
仕事の能率も上がり、もうひとフンバリできます。また、脳のスタミナだけでなく、
テオブロミンの効果で気力も充実し、仕事の能率は更上がることでしょう。
コーヒーの持つアロマにも同じような効果があるので、効き目は倍増です。
夜のリラックス・タイムに コニャック&チョコレート
お家へ帰ってからのリラックス・タイムには、コニャック&チョコレート。
欧米では、ホテルのベッドサイドに小さなチョコレートを置くサービスがあります。
これはチョコレートを食べることで、一日の疲れをとり安眠してもらおうという計らい。
これもチョコレートの持つテオブロミン効果なのです。
テオブロミンはカフェインに似た成分。「眠れなくなるのでは?」と思うかもしれませんが、
カフェインより刺激が少ないので問題ありません。
むしろ穏やかな精神安定をもたらしてくれるのです。また、アルコールを加えることで血行を良くし、
リラックス効果もさらに高まります。
抜群の相性を持つ、洋酒とチョコ。特にビターな味わいを持つハイカカオチョコレートは、
カカオのより芳醇な風味とほのかな甘さを引き出します。また、味にもキレがでます。
チョコレート、コニャック、そしてシガー。ヨーロッパでは「3C」といい、
そのアロマを楽しむ大人の嗜好品とされています。リッチな気分を味わいつつ、
一日の疲れを癒してみてはいかがでしょうか?
大切なのはゆっくりと口の中で溶かして、その香りを充分に感じること。
ぜひお楽しみくださいませ
≪隔週火曜日更新≫