選択肢

例えば、右への案内は、いい香りを漂わせて、
ただそこにいるだけでうっとりしてしまうような、
元気が出てくるようなそんな大好きなバラが咲いたお庭。

左への案内は、種が植えられただけで
育つ花も育て方も分からないけれど、何かが植わっているお庭。

朝起きて準備をしているときは、間違いなく前者のお庭だったはず・・・
なのに選んだのは後者のお庭。

バラのお庭へは、無意識のうちに足が向く。
そしてそのお庭にいることやお手入れすることは、
全てをもって“無”。癒しであり、私自身が自然でいれるところ。
望まれてそこに入れるのであれば尚嬉しいこと。

何が植わっているか分からないお庭はチャレンジであり、
意識して足を向けていくところ。
まだまだ何が起きているのかが分かる程度で、
必死に、がむしゃらにその瞬間ごとをただ生きる。

どちらも無意識のうちに身体は動くし、違った意味で居心地もいい。
２つがあるから、別の選択肢のよさが際立つのかもしれない。

今日は後者を選び、試行錯誤して見つけた、育て方。
それが良いのか悪いのかも分からないけれど、やってみるしかない。
やってだめならまた試行錯誤の繰り返し。

そこで改めて気づく。
外に疑問を覚えるということはまだまだ未熟。
心の持ちようで世界は変わる。
自分にまだまだ変われる部分があるから
まだまだ外の世界に甘えているから
もしかしたら悩むししんどいのかもしれない。
自分を変える方がずっとずっと楽でしょう。

右へ行くか左へ行くか、左へ行ったから気づけたこと。
右へ行ったらどんなことに気づけたのだろう・・・

そして、さらに思う。

もちろん、お庭にも旬や気分というものがある。
でも私は1人。

選択できること自体が特別に与えられたご褒美だとしたら？

出逢いは一生もの、その一期一会を積み重ねていけば
いつかまたきっといいことがあるはず

今日の一期一会の瞬間を未来の宝物に・・・

21世紀健康館　すぎ