食育 vol.7
行く年来る年に宴会はつきものです
そこで・・・そんなときにちょっとでも役立てて
いただければなぁと思い、積極的に摂りたい栄養を
クローズアップしてみます
食べる量を抑えようと思っていても、
「結局たくさん食べちゃった」ということもありますよね。
実はありがたいことに、食材には食べたものの糖質や脂質の吸収を
緩やかにしてくれる成分を含むものがあります。
そこで今回はそのうちのいくつかをご紹介します。
【黒豆イソフラボン】
黒豆には脂質の代謝を促すレシチン、
血中コレステロールを低下させるイソフラボン、
黒色色素のアントシアニンなどが含まれます。
レシチンは、コレステロールや中性脂肪を溶かす働きがあり、
ポリフェノールの一種のアントシアニンは抗酸化作用があるため
カラダにうれしい成分です。
【ポリフェノール】
ポリフェノールは中性脂肪を分解する酵素を
活発にする働きがあるため、脂肪の生成や吸収を抑制したり、
体外への排出を促進する働きがあります。
ポリフェノールの仲間には、カテキン・テアフラビン・アントシアニン・
イソフラボンなどさまざまな種類があります。
<ポリフェノールの多い食べ物>
赤ワイン、ウーロン茶、ブルーベリー、りんごなど
【食物繊維】
食物繊維は小腸での糖やコレステロールの吸収を抑制し、
血糖値の急激な上昇を防ぐ働きがあります。
食事で食物繊維をたくさんとることは摂取カロリーを抑えつつ
満腹感も感じられ、腸内をきれいに保つこともできます。
よく聞く「キトサン」も食物繊維の一種になります。
<食物繊維の多い食べ物>
ごぼう・さつまいもなどの根菜類、海藻類、こんにゃく、穀類など
【白いんげん豆】
白いんげん豆エキスには日本人の大好きなごはんやパスタなどの
糖質を分解する消化酵素を抑える働きがあります。
吸収されなかった糖はそのまま体外に排出されるため、
糖は脂肪に変わりにくく蓄積されにくくなります。
ただし加熱により変性するため、
一般的にはサプリメントとしての摂取が多いようです。
どうしても食べ過ぎそうな場合には、このような食材を
上手に組み合わせて選んで食べましょう。
量もそうですが、食事内容や食べ方で十分にカロリーを
コントロールすることができます。
早速実践してみてくださいね♪
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