香り vol.2
ローズの香りは1/fにとても近いということを前回紹介しました
最近になって、紅茶やハーブティーをよく飲むようになったのですが、
コーヒーとはまた違った良さがあるので、少しだけ紹介していきます
ハーブのもつリラックス効果を手軽に味わえるハーブティー
ハーブティーは薬ではなく、健康のためのお茶。
お茶にすると香りがまろやかになるので、気分転換はもちろん、
消化促進・整腸・安眠などハーブがもっている自然の効果をしっかり吸収できるのです
今回は、香りを楽しめる3種類のハーブティーをピックアップしてみました
カモミールティー
甘いりんごのような香りが広がり、お茶の中に浮かぶ白いお花(入っていないものも多いかも)がかわいらしいハーブティーが気持ちを落ち着かせるだけでなく、カゼをひいているときや肌荒れに効果的有名なイギリスの童話「ピーターラビット」のお話の中で、ピーターがお腹をこわした時に母うさぎが作ってくれたのが、カモミールティー。すでに古代エジプトや古代ローマの時代から、痛みの鎮静薬、婦人病の薬として、その薬効が活用され、女性特有の症状に個用いられたことから、別名「マザーハーブ」とも呼ばれています。
また、カモミールティーがガン予防に役立つと2002年にテレビ番組で取り上げられた事がありました。これは、カモミールに含まれているフラボノイド色素「アビゲニン」に抗酸化作用があるためです。どれくらいの量を飲めば有効なのかなど不明な点もありますが、確かに「アピゲニン」という成分には、生活習慣病やアレルギーなどを引き起こす活性酸素を抑える効力が認められています。
ラベンダーティー
ラベンダーはビクトリア女王が愛していたハーブと伝えられ、独特の高貴な香りが特徴
青いきれいなティーですが、ブルーマローと同じで酸アルカリ度によって変化する色素を含有するため、レモンを加えるとピンク色に変色します。カップに広がる清々(すがすが)しい香りはイライラなどの精神的ストレスを和らげ、心をリラックスさせてくれます
寝る前に飲めば、一日の疲れを解きほぐし、安眠へ誘ってくれる神経性の偏頭痛やストレスによる高血圧にも効果があります。また月経不順、お腹にたまったガス、めまい、口臭、風邪、せき、気管支炎、消化不良に良いと言われています。
ローズティー
疲れているとき、落ち込んでいるとき、不安なときなどに飲むと心身をシフレッシュして明るい気分にしてくれます。また肝臓や胃腸の疲れ、便秘にも効果が期待できます。ホルモンのバランスを整える作用があることから女性も美しさと健康のために役立つお茶ともいえますね
ローズの属名『ロサ』はギリシャ語のロドン(赤)に由来するといわれます。ローマ時代から花や果実は薬用として使われ、喜びの象徴として結婚式にはティアラを作ったり、勝利者が行進をする通りに花びらをまいたといわれています。
≪隔週火曜日更新≫