21世紀健康館-名古屋市天白区の整体・各種ボディケア

株式会社 ヒューマンラボジャパン

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股関節のエクササイズ

   

前回の宮西先生のお尻(股関節)のストレッチ法に続き、今日は股関節の簡単なエクササイズについて紹介したいと思います。股関節のエクササイズやストレッチの最大の目的は可動域の増大です。そして、体を動かす際に股関節を主動に動かせるようになること。これが大切です。今日紹介しますエクササイズもそのような目的、効果を期待します。
それでは、エクササイズのやり方を紹介します。まずは写真をご覧になってください。
                     ↓
    
          
 いわゆる、「スクワット」というやつですね。これだけ?と思われた方、実際今から説明しますやり方で試してみてください。意外とできないんです

1.まず足を肩幅より少し広めに立ってください。少しガニまたでもいいです。

2.正面を見たまま、膝が90°くらいになるまでしゃがんでいきます。この時に膝頭が足     
 の親指より前にでないようにしゃがんでみてください!!

さーどうでしょう?後ろに転げ落ちそうになった方、股関節が正しく使えていません。もっと言うと「骨盤を起こす」ということができなくなっています。
だいたいの方はしゃがみこむときに、この膝が前にいってしまいます。それが悪いとはいいませんが、膝を痛める可能性もありますし、股関節を十分に使えません。おそらくジムで鍛えている筋肉マン達は、バーベルを担いでスクワットトレーニングをするとき、このような姿勢になっていると思います。そのほうが全身に力が入りますし、いろんな筋肉を使っているのでバランスよく鍛えることができます。

膝が前にいかないことで、股関節を使わざるをえません。そして、骨盤が起きていないとこのような動き、姿勢をとることはできません。この股関節を深く使う(大きく使う)ことと骨盤をおこすということが現代人に失われている機能で本来人間が動く時や正しい姿勢をとるときの非常に大切なポイントとなります。

洋式トイレ、椅子の生活、掃除機やモップで掃除をして雑巾がけをしないなど、今の生活環境の中で、股関節を深く、大きく使うことがなくなってしまっているのも原因の一つでしょう。

股関節は体が正しく使えているか、正しい姿勢がとれているかのバロメーターです。
ぜひ日頃の生活に取り入れてやってみてください。いきなりできない方は、手を壁について行ってもいいですし、バランスボールをお持ちの方(そのへんに転がっている方)は下の写真のようにやってみると簡単にできます。

              

ボールにもたれれば、思い切ってお尻をおとすことができますね。やってみてください。回数はおまかせしまーす。

健康館ではこのようなホームケア等をお教えしますが、じっくり聞きたい方などは、加圧トレーニングコースの中で実際にやりながら覚えてもらいますので、ぜひ加圧コースもお試しください

撮影:竹中
写真モデル:グレートだぜ!!が最近口癖の倉知先生
                           

                            身体のトリビア担当  竹中

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